プリザーブドフラワーの作り方〈基本編〉プリザーブドフラワーアレンジに必要な道具とグルーガンの使い方
投稿日:2023年1月11日 by admin-azurosa
こんにちは!Azurosaの吾妻正美です。
まるで生花のようなみずみずしさや柔らかさを持つ『プリザーブドフラワー』
生花に比べ長く楽しむことができ、様々なシーンで使うことができるため、プリザーブドフラワーを使ったアレンジは人気のアイテムです。
実際、「プリザーブドフラワーを使って、手作りのアレンジを作りたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?
プリザーブドフラワーを使ってアレンジを作る際には、花材はもちろん、さまざまな道具の準備が必要です。
そこでこの記事では『プリザーブドフラワーアレンジに必要な道具とグルーガンの使い方』について解説していきます。
自分でアレンジをするのは少しハードルが高いかも…という方も、はじめに道具さえ準備してしまえば、プリザーブドフラワーのアレンジも気軽に行えるようになりますよ!ぜひ、参考にしてみてください。
目次
プリザーブドフラワーの作り方〈基本編〉プリザーブドフラワーアレンジに必要な道具
プリザーブドフラワーのアレンジに必要な道具の用途や使い方をまとめましたので、参考にしてみてください。
- グルー・グルーガン:樹脂でできた半透明のスティック状の接着剤がグルー、このグルーをセットし熱で溶かして押し出して使うのがグルーガンです。グルーは木工用接着剤よりも早くしっかり接着できます。
- はさみ:花びらや茎をカットするときに使います.
- ワイヤー切鋏:ワイヤーやワイヤリングされた茎を切るときに使うワイヤー専用のはさみです。
- フローラルテープ:薄い紙テープの両面に蝋状の粘着剤がついたものです。表裏はなく引っ張ると粘着性が増し、巻きやすくなります。花材の色によって色を使い分けます。
- ラジオペンチ:細かい作業をするとき、ワイヤーを曲げたりねじるときに使います。
- 木工用ボンド:主に花材をオアシスに接着するとき、アイスランドモスをオアシスに貼る際に使います。
- 裸ワイヤー:花材にワイヤリングするとき、主に使うワイヤーです。鉄に亜鉛メッキを施したワイヤーで18番から28番の6サイズをよく使います。数字が大きくなるほどワイヤーの太さは細くなります。
- 地巻ワイヤー:テープが施されたワイヤーでグリーンや小花など目立たせたくないときに使います。花を束ねたりするのにも使用。裸ワイヤーと同様に番号で太さを表しています。
- オアシス:ワイヤリングしたプリザーブドフラワーをさすためのスポンジをオアシスといいます。ワイヤーがきちんと固定できるオアシスを選択します。オアシスも固さが違うタイプのオアシスもあります。
プリザーブドフラワーの作り方〈基本編〉グルーガンの使い方からテクニックまで
こんな道具があると便利!ではなく、なくては困るツールの一つがグルーガン。
花を大輪にしたり、メリア(開花テクニック)などの手法にはグルーガンは必須となります。
グルーガンの使い方
棒状の接着剤を熱で溶かすグルーガンを使ってみましょう。
- グルーガンに棒状の接着剤(=グルースティック)を差し込みます。
- 電源を入れ温め、ピストルの引き金を引く要領で、溶かしたグルーを押し出します。
※この時温まったか確認しようと触るのは、火傷のおそれがあり危険です。 - 花材を瞬時に固定できますので、グルーを出したら、固まらないうちに貼り付けます。
- 糸を引いてしまったら先端部分にあてるだけですぐに切ることができますよ。
グルーガンで花びらを開く方法
今回はバラの花びらを開く方法を解説しますので、参考にしてみてください。
- バラの下の部分をカットし、中から芯を少し取りだします。
- グルーガンでカットした断面に芯のところから全体にたっぷりとグルーを押し出します。
- 張り付かないシリコンパットなどに上から押しつけるように置き、グルーが熱いうちにワイヤーなどで花びらを外側に広げます。
しぼんでいたバラの花びらが開き、華やかなバラになりますよ。
グルーガンでメリアを作る方法
メリアとは開花テクニックの一つです。今回そのまま使っても十分美しいバラにひと手間加えて開花させます。
- バラのガクを外し外側の花びらを順番に外していきます。
- 順番を間違えると、外側にいくにつれて大きな花びらではなくなってしまいますので、順番通りにカットし置いていくのが重要です。
- 花びらを外した部分にまずグルーを入れ、中心の部分をしっかりと合わせます。
- 花びらの下側3カ所程にグルーをつけ、花びらが外にだんだん開いていくように、表情をつけながら、繰り返しグルーをつけた花びらを貼り付けていきます。
- この時、グルーが花びらの外にはみ出さないように、中心の上部より外側の上部が高くならないよう気をつけます。
- 次に先ほど外したガクを元に戻していきます。
- ガクのカーブしてる部分を外すと接着しやすくなりますので、ガクの丸い部分はカットして、元の部分に貼り付けていきましょう。
開花する前よりも大輪になりゴージャス感がアップします。
プリザーブドフラワーは生花と違い、花の大きさを好みのサイズに簡単に変えられるのが特徴です。
おわりに
プリザーブドフラワーのアレンジするには初心者では難しいと考え、敬遠してしまっている方も多いかと思いますが、そんなことはありません。
準備するものは少し多いですが、身近なお店やインターネット通販サイトで購入することができますよ。
はじめに道具さえ準備してしまえば、プリザーブドフラワーのアレンジも気軽に行えるようになりますので、楽しみながらトライしてみてください。
また、下記の記事ではプリザーブドフラワーの作り方〈基本編〉に関するトピックを掲載していますので、こちらも参考にしてください。